大学時代のゼミ同期の友人の再婚披露があり、久々に神戸へ。
時間があったので、神戸時代の勤務先で最後に関わっていた仕事、長田区の新長田駅南の再開発事業のその後を見てきました。
新長田駅南再開発事業は、阪神大震災後、慌ただしく都市計画決定された約20haにも及ぶ再開発事業。
(神戸市資料より)当時勤務していた森崎建築設計事務所が、このうちの赤丸の部分、久二塚(北から、腕塚町-久保町-二葉町の3街区を合わせた総称です)6丁目街区を担当することになり、私は久二塚6丁目全体の基本計画と、一番北の腕塚6丁目街区の実施設計まで担当しました。

3街区の一番南、二葉町の南側。建築計画の看板がありましたが、、、
震災から14年。長いけれど、さすがに大きすぎた再開発計画・・・
神戸市は昨年、市による事業をあきらめ、民間企業による建設計画に切り替わっています。

中央、二葉町。いまだ空き地。
ここはどういった計画に変わったのか?

一番北側の腕塚6丁目街区。5丁目と6丁目の間の大正筋商店街の復興のシンボルとして、最初に建設された棟。10年の歳月が流れました。

左が腕塚6丁目、第1期の市営住宅、右は第2期に建設された分譲棟。

市営住宅の低層等は前後の棟を近接させて渡りデッキで繋ぎ、集合住宅における路地の再現を図りました。
2階の人工地盤上に広場を設け、広場に面した集会所を入居者で共用する、コレクティブハウジングの手法も試みています。
被災者の早期復興を願い、多くの方達が膝を突き詰めて議論しました。
が、あまりに大きすぎた再開発計画、、、でしたね。
(友人の再婚披露の方は、親しい友人の集まりって聞いてたんだけど、、、、100人近い人たちが集まり、もう新婚の披露宴状態! 新婚旅行はタイ、プーケットだって!・・・いいなあ!)
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