真庭市の久世地区文化祭に合わせ、建築士会真庭支部の会員による作品展を行いました。


真庭支部では初めての作品展であり、会員は工事業者が多いため、集まった展示物はわずかばかりのさみしい展示会でしたが、私の事務所からはパネル5点と現在工事中で、このブログでもおなじみの
Y-HOUSEの模型を出品しました。
こういった作品展は設計士としての自分や、自社の仕事をアピールする絶好の機会。
こういう機会をたびたび設け、建築士の仕事を広く紹介していきたいですね。

この日の会場は、これまたこのブログでおなじみになってきた我が母校、
旧遷喬小学校の教室。
何度も登場するので、この辺りでちょっと詳しい説明をしておきます。

説明文のように建築は明治40年。私も、私の父母も通った学校です。
(「出自幽谷、遷于喬木」→幽谷より出でて、喬木に遷(のぼ)る
・・・・ウグイスが深山の暗い谷間から飛び立ち、高い木に移ることに例えて、学問に励み立身出世すること。・・・何度説明されてもすぐに忘れてました!)
別の場所に移転した小学校の完成に伴い解体される予定でしたが、地元の保存運動が高まり、保存が決定。平成2年に久世町文化財に指定、平成11年には国の重要文化財に指定されています。


教室も廃校時のまま保存され、最後の担任の先生の名前がそのまま教室の名前として呼ばれています。
(ちなみに、建築士会で使った教室は「福島学級」)
2階の講堂の天井が圧巻!

雨の日の朝礼はここで行われました。
掃除当番になるとここを雑巾掛けするんですよ!(小学生だからできたんだろうなあ・・今じゃ向こうの端までたどり着けんだろう)
教室はALWAYS 三丁目の夕日(平成17年)、ALWAYS 続・三丁目の夕日(平成19年)、蛍の墓(平成17年)のロケにも使われたそうです。(m(_ _)m ・・どれも見ていません\(- -;) )

「廊下や階段を走るな!!」って良くおこられました。こんな廊下や階段じゃ仕方ないよな。
こんな階段、今作ったら建築士免許取り上げられそう・・・・・

当時の校長室に校舎の模型が展示されています。
校舎はいつでも(と、思うけど?)見学可能。
観光名所の少ない真庭地区の大事な観光コースになっています。
近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
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