9月16日から解体に取りかかった余野の家。
約1週間でほぼ屋根葺き材の撤去が終わりました。


解体していくにつれて分かってくる、この家の歴史。
元々、1階と2階の柱の位置が全く整合しておらず、何だこれは!!っていう間取りでしたが、、、
解体してみると、どうやら元々は平屋の家だったようで、後になって、2階と裏を半間増築した様ですね。
(それにしても普通は1階の間取りに合わせて2階を考えますが、、、、、、この家の増築は結構乱暴だったような!)滅多に見られない、2階の撤去工事ですが、この家にとって2階を無くして軽くすることは大正解でしょう。

通常は解体業者の仕事ですが、1階を再利用するため、今回は大工さんの手での解体。
一つ一つの野地板、垂木を丁寧に撤去していきます。
このような大規模な改修工事は”
新庄村の暖かな家”以来ですね。
ただ、新庄村の家でも屋根は既存のまま使いましたから、このような2階の撤去工事は私も初めて。
”解体”というのは、―(マイナス)の作業。
今まで生活していた家が、骨組みだけにされ、無惨な姿に変わり果てる・・・・
この時期のお施主さんの心情が一番つらいとお察しします。
でもこの後、来週からは”再生”への道が始まります。
基礎を作り、柱、梁を補強し、”すまい”へ向かう +(プラス)の作業。
年内には完成予定。お楽しみにお待ち下さい!!
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