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Y-HOUSE 竣工写真 

撮り貯めたY-HOUSEの竣工写真をようやく整理し、昨夜ホームページの作品集に掲載しました。

南東遠景
Y-HOUSEのコンセプトの一つに「平屋建ての様にしたい」 というものがありました。
田んぼの中に瓦屋根の集落が点在する原風景
この風景を乱すような突出した建物は避けたい
2階は屋根裏部屋でいい。平屋建ての様にできるだけ低く、、、

矩計図
2階は屋根裏部屋でいいのですが、やっぱりちょっとぐらいは南からの光もほしい、、、
で、1階は軒を低く抑えた緩勾配の屋根。2階は北側の軒をできるだけ低くするために急勾配としたこの形に落ち着きました。

南東から
緩勾配に対応できる平板瓦の選択。対照的な2階の急勾配の屋根。
決して「和」の形や素材の選択ではないのですが、軒の深さも相まってか現代的な和風住宅「風」?
入母屋造りの集落の中にもとけ込みながらも存在感は主張している・・・そんな雰囲気に仕上がったと思います。(周囲に埋没・・・しきっちゃうと寂しいですよね、、、)

北側
軒を低く押えた北側はこんな感じ。平屋・・・とは云えませんが、さほど圧迫感のない高さに納まったと思っています。
古いお社のそばに植えられたこの柿の古木越しの風景・・・・結構気に入っています。

縁側
「和風住宅」の雰囲気を一番出しているのがこの縁側。
決して「和」を意識した訳ではないのですが、、、、。
南に面した広いウッドデッキは私のいつものスタイル。深い軒もいつものこと。

A-HOUSEのウッドデッキふと思いついて、A-HOUSEのウッドデッキと比べてみる。
こちらはやっぱり「ウッドデッキ」
軒の低さ、縁側下の開放、「戸袋」っていう要素・・・・・・だろうかなあ?



玄関
今回初めて木製玄関ドアの引戸に挑戦。玄関ドアも引戸がいいなあ、、って思っていたのですが、引戸で気密を確保するのはなかなか難しく、なかなか挑戦できなかったのですが。
今回は他の建具も全部引戸だし、思い切っての挑戦です。
戸があたる部分や枠との取り合いにピンチブロックを使用し、ドア下にはドアボトムを仕込んでいます。
ピンチブロックが擦れてどうしても重くなるので、ハンガードア仕様。
完璧・・・とは云えませんが、風除室もあるので必要充分な気密は確保できたと思っています。

リビング
玄関や廊下、キッチンの天井高さは普段よりちょっと低い2,300mm。
建物全体の高さを押えるためもありますが、ここの高さを押えることで吹抜けのあるリビングの開放感が引き立ちます。

薪ストーブと大黒柱
ブログでも何度もご紹介した薪ストーブと二間の間口が開放できる木製サッシ
(ただ、薪ストーブは途中で変更したため、別の物に変わる予定です。これは当初選んでいた物を見学会用に仮置きしている物。その辺の顛末は予定の機種がついた時にでもご紹介します)
大黒柱に差し込む古材は取り壊す前の家の小屋裏に使われていたもので、ここに古材を使ってみたいとおっしゃったのはお施主さんの方から。
この1本で部屋の雰囲気が和みますね。効果抜群です。

1階と2階のつながり方はいつも大切にしている要素。
どのくらいの高さでつなげるか、上の矩計図でもさんざん迷って決めています。
下からの見上げと上からの見下ろし。この高さ、このつながりで一体感が生まれるか・・・
屋根の上からの採光も必要ですが、A-HOUSEでも同じような採光を得ていたので自信はもっています。
「1.5層の吹抜け」って呼んでいます。

和室
和室にも1.5層の吹抜けを適用。
本式な畳の間を要求されている訳じゃないので、ちょっと遊び心、、、、、かな!
2階の廊下と予備室につながっています。開口部には障子を入れて一応プライバシーは保てる様に。


ホームページには外観10カット、内観10カット掲載しています。
ただサイズはブログの方が大きいのでこちらの方がきれいに見えてしまって、、、、
ホームページでの写真の掲載方法も見直さないとなあ、、、、、、
Lightboxでも使うかなあ・・・・でも他の事務所も結構使っているし・・・・それでも見栄えがいいじゃん!!・・・・・・・・思案中です。
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[ 2009/03/24 10:40 ] Y-HOUSE | TB(0) | CM(0)

Y-HOUSE 棟上げ 

カーン!カーン!カーン!
絵に描いたような秋晴れの中、掛矢(カケヤ)の音が木霊する。

今日はいよいよY-HOUSEの棟上げ。

この日の主役はもちろん大工さんたち。
クレーン作業者との阿吽の呼吸で、次々に家の骨組みを組み上げていきます。

古材の吊り上げ

古材取付け
これは建て替えに伴い解体した古い家に使われていた梁を新しい家に取付けているところ。
リビングの吹抜けの真ん中に架け渡します。

ほんとはここに梁は要らないのですが、お施主さんと話しているうちに、
ここに古材の梁があったら面白いね!、、っていう話になり、
じゃあ、やりましょう!!
と。

解体する時に適当な材をいくつか保存しておいてもらい、一緒に選んだもの。
吹抜けの真ん中に8寸角の大黒柱から架け渡されます。

母屋
今回は登り垂木の上に母屋を載せています。
屋根の小屋組は正直いつも悩むところですが、今回はケラバの軒も結構伸ばす事にしたので母屋を取付け、この上に垂木を流す仕様にしています。

先張り気密シート
登り垂木の内側に気密の為のシートを張るので、登り垂木を受ける梁(これは下棟梁)には気密シートが梁で途切れないように先にシートをかぶせておきます。
(「先張り気密シート」と呼んでいます)

気密工事に慣れた大工さんはほとんどいないので、この辺はあらかじめちゃんと伝えておかないといけないところ。
本当はポリエチレンフィルムでいいのですが、間に合わないとかで、今回はこのようなアルミのシートで代用しました。
(もっとも、この方が熱反射で断熱効果も上がるだろうから一石二鳥効果。むしろ性能はUPするかも・・・)

餅まき準備
餅まきをすることが伝えられていたので、夕刻になると続々と近所の方々が集まってきます。

家を建てるというのは、一つの家族の一物語と云うだけでなく、親戚、隣近所みんなで祝ってくれる、晴れの大イベントって感じですね。

式
上棟式はもちろん、起工式に引き続き、奥様のお父様になるご住職の登場。
薄暮の中、心のこもった式が行われました。

この後いよいよ餅投げ。
写真は?・・・・投げるのに夢中で取り損なってしまった!
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[ 2008/10/20 10:31 ] Y-HOUSE | TB(0) | CM(0)
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