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省エネ・耐震改修リフォーム 

これまで何軒かのすまいのリフォームに関わってきました。
中には”リフォーム”の域を超え、立派な”大規模改修”となった事例もあります。

日ごろから高断熱・高気密、そして安心できるすまいづくりを心がけており、リフォームの時にも出来るだけの断熱改修・耐震改修も含む様に心がけてきました。
最近、住宅版エコポイントや、リフォームへの補助金所得税や固定資産税の減税など、お施主さんの一歩を後押しする制度が充実してきており、これらをご紹介することで、もっと多くの方が快適で安心できるすまいをリフォームを通してでも得られる様になればと願っています。


私どもに相談に来られた方々の、リフォームを決意された動機のほとんどが、
家族構成の変化や高齢化
をきっかけとして
間取りや段差が、暮らし(使い)にくい
ついでに
寒さ、湿気をなんとかしたい

だったと思います。
そういえば、お施主さんの方から「耐震改修を!」と云われたことはなかった様な・・・・・・
 (これも大事なんだけどなあ、、、、、)


とりあえず、今までの事例をご紹介しておきます。


まず初めは、まだ明石にて設計事務所を構えていたころ
明石 明石A邸 改修工事

あまりいい写真は残っていませんが、この頃はまだ高断熱・高気密の住まいづくりに触れていなかったため、小さな二世帯のすまいを、シンプルに納めることを心がけて設計していました。



岡山に帰って3軒目の設計が古民家の大規模改修となった、こちら
新庄 新庄村の暖かな家

築100年の古民家に、これからの100年の寿命を吹込む、大規模な耐震改修と断熱改修を行っています。
単に「リフォーム」と云うより、「大規模改修工事」ですね。



実をいうと、Y-HOUSEも当初は、先の新庄村の家をご覧頂き、「今住んでいる古い家を改修できないか」との相談が始まりでした。
ただ新庄村の家に比べ、使われている部材も小さく(一部は再利用された柱・梁でした)、また傷みも激したったため、解体・新築へと方向転換されました。


次にお話のあったのが
余野 余野の家

2階を全て取っ払うという、ある意味、新庄村の家よりも大掛かりな工事になりましたね。
断熱にも工夫しましたが、予算の都合もあり”次世代レベル”とまではいきませんでしたが、現行の基準法レベルの耐震性は持たせることができました。



最近の事例が
K邸 K邸 離れと、母屋の改修工事

ご両親の住まわれる離れとご夫婦の母屋の一部の、間取りと断熱改修を中心としたリフォームです。
この工事から住宅のエコポイント制度真庭市のリフォームに対する補助金制度、また、断熱や省エネリフォームに対するリフォーム減税が適用できる様になり、思い切ってリフォームに取り組まれたお施主さんへわずかながらも工事費用の還元が図れるようになってきました。





安心して暮せる健康的で快適なすまい

これからはリフォームでも、もっと本格的に取り組んでいこうと思っています。
間取りや設備の更新のついでに、省エネリフォームや耐震リフォームもご相談下さい。

工事会社が決まっていても結構ですよ!
私どもは設計屋
省エネ改修の提案耐震診断・改修の提案を生業としていますので (⌒_⌒)
(工事会社さんからの相談でも結構ですよ!)


順次ご紹介していきたいと思っています。
省エネリフォーム
 改修の前後で冷暖房費用の違いを提示できればいいですね (⌒_⌒)
バリアフリーリフォーム
 ごく簡単な工事で減税が受けられます
耐震診断・耐震リフォーム
 県や市町村の耐震診断や改修費用への補助もあります
各種の補助金・減税
 リフォームへの補助金(真庭市)
 耐震診断補助金(岡山県)
 耐震改修補助金(岡山県)
 リフォーム減税(K邸母屋)
 エコポイント








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[ 2011/04/07 15:43 ] すまいのリフォーム | TB(0) | CM(0)

真庭市の補助金 

今日は、真庭市の補助金のご紹介。

まずは今年度から募集の始まった、真庭産木材の使用と、真庭の工務店による新築住宅に対する補助金。

木材
昨年までは、岡山県産の木材を使った住宅への岡山県の補助に対して、上乗せで20万円の補助がありましたが、今年からは真庭市独自の補助として、真庭産の木材+真庭の建設業者の施工に対して50万円の補助が頂ける様になりました!!
ただ、先着順で、枠があるとのことなので、計画のある方は早めのスタートが必要です。





もう一つは、一昨年、Y-HOUSEでも頂いた、薪ストーブ、ペレットストーブに対する補助金。

ペレット1
ペレット2

補助金額は13万円。(⌒_⌒)
Y-HOUSEでもそうでしたが、ワンランク上のストーブにグレードアップ出来そうですね (⌒_⌒)


お気軽にお問い合わせ下さい!!


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[ 2010/05/12 07:55 ] 補助金・減税 | TB(0) | CM(0)

平成22年度の補助金(長期優良住宅・県産木材) 

平成22年度の長期優良住宅に関する補助が発表になりました。

チラシ1

昨年度、D-HOUSEでもらった長期優良住宅の補助金ですが、今年度はどうなるのだろうと、長期優良住宅普及促進事業のホームページをたまにチェックしていたのですが、いっこうに新しい話が出なく、ひょっとして単年度で打ち切りか?・・・・・・・って思っていたのですが・・・・

なんと、今年は別の名称、窓口で実施!!

平成22年度 木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業)

内容に多少の変更はあっても、事業の窓口まで変えるのは・・・????  ですね。

それはともかく、今年の内容は、一般型と地域資源活用型の2本立てとなりました。
(1)一般型
 中小住宅生産者により供給される次の全ての要件を満たす長期優良住宅の建設を行う事業

  * 所管行政庁による長期優良住宅建築等計画の認定を受けたものであること
  * 補助事業の実績報告を行うまでに、一定の住宅履歴情報の適切な整備及び蓄積がなされていること
  * 建設過程の公開により、関連事業者や消費者等への啓発を行うこと

チラシ3


(2)地域資源活用型
 (1)の一般型の要件に加えて、次の全ての要件を満たす長期優良住宅の建設を行う事業

  * 都道府県の認証制度等により産地証明等がなされている地域材を使用すること
  * 構造材(柱・梁・桁・土台)の過半において上記の地域材を使用していること

チラシ4


つまり、地域の木材を使うことで、プラス20万円の補助が上乗せされることになりました! (⌒_⌒)


地域の木材の活用を推進している当事務所としても、これは嬉しいニュースですね。

他の変更点は、前年度はまずエントリーしてから長期優良住宅の申請にかかっていたのが、今年度は長期優良住宅の認定を受けてからエントリーするといった、手続きの一本化が図られた模様、、、、まあその方が単純だろうけど。



一方、岡山県の今年度の県産木材の補助は昨年度の当初と同じ20万円。

県産材1県産材2
県産材3

昨年度は、当初20万でしたが、その後30万円に増額されたのですが、、、今年も期待したいですね!


補助金に関する詳しいことはお気軽にお問い合わせ下さい!
ofc-tani@mx2.wt.tiki.ne.jp


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[ 2010/04/13 09:09 ] 長期優良住宅 | TB(0) | CM(0)

D-HOUSE 配筋検査 

長期優良住宅の認定も受け、お盆前の月曜日、D-HOUSEの基礎の配筋検査。
D-HOUSEは10月以降の完成予定のため、今年から施行された瑕疵担保保険に該当しています。
そのため、基礎配筋、構造躯体、仕上がりの3段階で瑕疵担保保険に基づく保険期間の検査を受ける必要があり、この日まずは基礎の配筋検査です。

ハウスプラス1 ハウスプラス2

瑕疵担保保険は工事業者が加入しますが、今回は建物の確認を受けたのと同じ、ハウスプラス中国住宅保証の保険を使っているため、ハウスプラス中国より検査員が来ていました。

今までは、こういった中間時の検査は、任意の保険に基づく検査しかなかったのですが、今年施行の瑕疵担保保険によって全ての新築住宅でこのような検査が実施されることになります。

今まで、まともに建築士の監理を受けてこなかった、ハウスメーカーや中小建設会社の建物は確実に安心できるものになるでしょうね。

でも、設計事務所がちゃんと監理している建物にとっては無用のことなのに・・・・
(建築士が信頼されていないんですね・・・・)


検査の方は一部鉄筋の定着長さ不足と鉄筋のかぶり不足を指摘されましたが、修正する程ではないと、、、、、(しっかり見た割に緩いね)


検査員の帰った後、私の方で鉄筋のかぶり不足部の是正と、長期優良住宅の認定の為に変更した(この変更図は瑕疵担保の保険には渡っていないので検査員が指摘できなったのは致し方ないでしょう)主筋の是正を指示しました。
かぶり 主筋
左写真)鉄筋がポリエチレンシートにほとんどくっついてる→下の砕石を崩してでも隙間(コンクリートのかぶり)が必要です。
右写真)上下にD-16が1本ずつ入っていますが、主筋が各2本必要→とりあえず上の1本を下に組み替え、後日上に2本配置。
(下の鉄筋は、様々な方向の鉄筋の定着の為、D-13が結構入っていますが、かといって求められたD-16を省く訳にもいかず、、、やっぱり必要なんだろうなあ?  まあ、強くなる分には誰も文句無し!!)


配管1 配管2
Y-HOUSEから標準採用とした排水管のサヤ管。
今回は長期優良住宅の認定の為、給水管もサヤ管を採用です。


午後からコンクリート打。
心配された雨も上がり、コンクリート打ちにはもってこいのお天気となりました。
(夏場は雨以外、かんかん照りもコンクリートの水分が急激に蒸発するので要注意です。表面が固まった頃に一雨・・・・って云うのが理想的!)
コンクリート打



D-HOUSEは、長期優良住宅普及促進事業による100万円の補助金を受けられることが決定しました!(申請、頑張った甲斐がありました!!)

補助の条件として、長期優良住宅の普及促進を目的に、構造躯体の見学会を開く必要があるのですが、、、、
構造(現場)見学会って、開いてもほとんど人気無いんだけどなあ、、、、、
でも、条件だからしかたない。
棟上げが9月初め予定なので、9月中旬あたりで構造見学会を開くことになりそうです。
またお知らせしますので、興味のある方はお気軽にどうぞ!!

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[ 2009/08/15 14:29 ] D-HOUSE | TB(0) | CM(0)

住宅ローン減税・200年住宅 その2 

先日、<住宅ローン減税・200年住宅 その1>で、長期優良住宅(200年住宅)の場合は所得税の最大控除額が600万円まで(一般は500万円まで)、とご紹介しましたが、じゃあ、長期優良住宅(200年住宅)ってなに?

って、ほとんどの人が思ってませんか?

実は、平成21年2月時点で、ローン減税で示されている「長期優良住宅(200年住宅)」はまだその基準も決まってなく、したがってこの減税を受けられる住宅はまだ一軒もありません。
(この2009年2月半ばに、「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準を定める件」という告示が公布され、6月4日に施行される予定と聞いています。ローン減税で云う200年住宅の認定は、その後になります。)


でも、ハウスメーカーや施工会社の広告で、
「200年住宅に認定されました!」
とか、
「補助金200万円!」
とか、見ましたよ!

という方が大勢いらっしゃるはず。

実はこれ、ローン減税とは別枠で進んでいる(元はおんなじなんだけど)、
「長期優良住宅先導的モデル事業」(昨年までは「超長期住宅先導的モデル事業」という名称)
っていう、政府による、いわば200年住宅のモデル事業。


200年住宅っていうのは、元々は、福田元首相が首相になる前、平成19年(2007年)に自民党政務調査会の住宅土地調査会長としてまとめた「200年住宅ビジョン」が、福田さんの首相就任に伴い、そのまま法案化されたもの。

この「200年住宅ビジョン」の理念の概要がこれ
200住宅-理念
○つくっては壊す消費型の社会から、いいものをつくって、手入れして、長く大切に使うストック型社会への転換。
○そのために、長期間にわたって循環利用できる質の高い住宅(=200年住宅)を目指す。

っていう、理念はいいですね。((=200年住宅)のところ以外は!)

この理念に基づき、12の提言がなされています。
200年住宅-提言
流通、建設、維持管理、金融、社会基盤・まちなみについての提言

この中で、
提言10:税負担の軽減と、
提言11:先導的モデル事業の実施
が、今回のローン減税とモデル事業になってきているのですが、それぞれが別々になっちゃってるんで、多くの方が混乱しているんじゃないでしょうか?
(実は私も、じっくりまとめてみて、ようやく理解できてきました。)
(以下も、皆さんへのお知らせって云うより、「自分のまとめ」的に書いています・・・本当!!)


要は、上の
提言10に基づく、減税については、ローン減税としてほぼ決まっているけれども(国会審議待ち)200年住宅の規格はまだ発表になっていない状況。

提言11の、先導的モデル事業(5年度の予定)の方が、慌ただしく平成20年度の事業として、すでに行われ、第1回が平成20年の7月、第2回目が11月に発表されています。
(認定は独立行政法人 建築研究所が行います。概要はこちらをどうぞ)
先の、「補助金200万円」の広告は、この認定を受けたハウスメーカーや工務店の住宅です。


先導的モデル事業について
これは、「200年住宅」っていうビジョンに基づき、どうすれば200持たせることができるか、民間事業者のアイデアを募り、認定されたものは、1戸あたり建設費(原則)200万円までの補助を受けられるっていうもの。
ハウスメーカーや、フランチャイズグループ、工務店の集まり、設計事務所のグループなどが提案を行い、第1回目は40件(603件中)、第2回目は48件(325件中)が認定を受けたとのことです。

各々、受けた認定に基づく仕様の住宅を、認定された年度内につくれば(着工すれば)、200万円までの補助が受けられるということになります。

だだ、認定を受けた仕様であれば、全ての住宅が補助金を受けられるのではなく、認定を受けた事業者の前年度の住宅建設戸数などから、事業者により戸数枠が割り当てられているようですね。

また、認定を受けても、補助を受けられるのはその年度のみであり、次の年度も補助を受けるにはもう一度認定を受ける必要があります。

(このへんのQ&Aは、こちらのホームページが詳しいですので、興味のある方はどうぞ)

「200年住宅に認定された仕様です」って云っても、前年度の認定で、当該年度には認定されなかったら、仕様はいいけど、補助金は出ません、、、ってことになります。ご注意を。


このモデル事業、21年度は、現在第1回目が公募されており、応募期間は平成21年2月4日~3月16日。

応募して、認定されるのが7月。それからこの認定に沿った仕様の住宅で建てる方を募り、基本設計1ヶ月、実施設計2ヶ月、、、、、かかるとすれば、、、、結構慌ただしいですよね。

第2回目の事業なんかだと、結果発表が11月だとすれば、3月までに着工なんて、、、、すまい手とじっくりプランを練り上げる私たちの設計では考えられない!!
(結局、すまいづくりにじっくり時間をかけて取り組んでいく設計事務所では、なかなか対応できないモデル事業ですね。やっぱり、○○ハウスや、○○の家、っていう、規格型の住宅を考えるハウスメーカーやフランチャイズ展開している工務店のグループなんか向きの事業だなあ。)

次回(って云ってもしばらく後に)、ローン減税の200年住宅について書いてみたいと思います。
(全ては決まってませんが、概要は発表になっています。)
また、200年住宅っていうけど、ほんとに200年もつの?・・・って素朴な疑問ありますよね!!
そんなことも書いてみなくちゃ、、って思ってます。

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[ 2009/02/06 08:14 ] 長期優良住宅 | TB(0) | CM(0)
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