カーン!カーン!カーン!
絵に描いたような秋晴れの中、掛矢(カケヤ)の音が木霊する。
今日はいよいよ
Y-HOUSEの棟上げ。
この日の主役はもちろん大工さんたち。
クレーン作業者との阿吽の呼吸で、次々に家の骨組みを組み上げていきます。


これは建て替えに伴い解体した古い家に使われていた梁を新しい家に取付けているところ。
リビングの吹抜けの真ん中に架け渡します。
ほんとはここに梁は要らないのですが、お施主さんと話しているうちに、
ここに古材の梁があったら面白いね!、、っていう話になり、
じゃあ、やりましょう!!
と。
解体する時に適当な材をいくつか保存しておいてもらい、一緒に選んだもの。
吹抜けの真ん中に8寸角の大黒柱から架け渡されます。

今回は登り垂木の上に母屋を載せています。
屋根の小屋組は正直いつも悩むところですが、今回はケラバの軒も結構伸ばす事にしたので母屋を取付け、この上に垂木を流す仕様にしています。

登り垂木の内側に気密の為のシートを張るので、登り垂木を受ける梁(これは下棟梁)には気密シートが梁で途切れないように先にシートをかぶせておきます。
(「先張り気密シート」と呼んでいます)
気密工事に慣れた大工さんはほとんどいないので、この辺はあらかじめちゃんと伝えておかないといけないところ。
本当はポリエチレンフィルムでいいのですが、間に合わないとかで、今回はこのようなアルミのシートで代用しました。
(もっとも、この方が熱反射で断熱効果も上がるだろうから一石二鳥効果。むしろ性能はUPするかも・・・)

餅まきをすることが伝えられていたので、夕刻になると続々と近所の方々が集まってきます。
家を建てるというのは、一つの家族の一物語と云うだけでなく、親戚、隣近所みんなで祝ってくれる、晴れの大イベントって感じですね。

上棟式はもちろん、起工式に引き続き、奥様のお父様になるご住職の登場。
薄暮の中、心のこもった式が行われました。
この後いよいよ餅投げ。
写真は?・・・・投げるのに夢中で取り損なってしまった!
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