年始のご挨拶に掲載した
MANIWA CITY HOTEL SUNRISE CLT の完成見学会が昨日行われました!!
見学会のお知らせを事前にご紹介できず申し訳なかったです、、、\(- -;)
当日は午前の部から多くのご来場を頂き、午後の部と合わせ100名近い方々のご来場を頂きました!
ありがとうございます!!
このホテルは、建築業界で今話題の
CLT(Cross Laminated Timber)を、意匠的な建築構成材としての活用方法を見出すことを目的に建設されました。
ヨーロッパでは構造材として使われている
CLTは、真庭市内においても2棟の共同住宅に採用されていますが、現在の建築基準法においては大臣認定を受けるしか
CLTを構造材として使うことはできない状況です。
また、内装制限等の規定により、
CLTを表面に使うことができず、市内の2棟も完成後はCLTを見ることができません。
今回のホテルは、構造要素はあくまで構造用合板と筋交いで構成した上で、どれだけCLTを「見せる」ことができるか、、、
こんな課題への挑戦ですね。
実際、
CLTを使った部位は、内部の壁と2階の床、屋根です。
この内、完成後に
CLTを見ることができるのは、
・通路の壁
・客室の一部の壁
・2階の通路の床
・階段
・客室の家具
となっています。
写真でご紹介していきましょう
まずはエントランスの風除室
正面だけ桧の
CLTです(見づらいですが、歓迎の文字を
CLTに彫り込んでいます)
シングルの客室 (隣の客室との壁にCLT使用)
シングルの客室 (ユニットバスの壁および家具にCLT使用)
ツインの客室 (こちらも隣の客室との壁にCLT使用)
(・・・・・フォクトレンダー ULTRA WIDE-HERIAR 12mm、、ちょっと広く見え過ぎ! こんなに広くないです、、。ほんと (・・,) 広告に使ったら誇大広告で訴えられるかも、、、 (・・,) )ツインの客室 (ユニットバスの壁および家具にCLT使用)
ツインの客室 (ユニットバスの壁および家具にCLT使用)
ツインの客室は車椅子の方にも対応できるようにバリアフリーのユニット(シャワー+トイレ)と、付き添いの方のためのユニットバスを設置しています。 右は全室共通のデスク。
CLTの階段 (仕切り、階段の段板にCLTを採用)
(仕切りの丸抜きはちょっとしたお遊び、、、)
2階の通路は、、、撮ってなかった、、、\(_ _)
杉の
CLT、、、、赤白がきつくて、着色も考えたのですが、、あまりいい色に仕上がらない (・・,)
白ぐらいかなあ、、、、とも考えたのですが、、、
結局クリアでいきました (まあ半年もすれば色は馴染んでくるでしょう、、(^^;;) )
今回は見学会の合間に撮った写真でご紹介しました。
表の植え込み、ベッドなんかが入ったら竣工写真を撮りますので、時間があればまたご紹介させていただきます。
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今回はまだ構造要素として使えなかった
CLTですが、この5月ぐらいには告示が出て、大臣認定までいかず、許容応力度計算で使えるようになるとの事。
将来、どういう建築ができるのか、楽しみですね (⌒_⌒)
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あ、!このホテル、現在はRC造のホテルがあり、今回のCLT棟は、
H28.4.12にグランドオープンです!(クライアントのために宣伝しておかなきゃ \(^_^)/ )真庭へ来た折にはご利用お願いします m(_ _)m
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