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H邸 ゲストハウス 屋根工事 

棟上げ後、雨や雪にたたられっぱなしのH邸-ゲストハウスですが、ようやく屋根工事にも終わりが見えてきました。

屋根

H邸-ゲストハウスの屋根は方形が基本形。
棟になる部分が多いのでそれだけ細かい作業が必要になります。

左の方のガラスが入っているのは廊下のトップライト。
こんなやつです。
トップライト1 トップライト2

部屋に使う時は開放できるトップライトを使うことが多いのですが、今回は廊下の明かり採り。
開ける必要はないし、通常のトップライトだと、天井面からトップライトまで、灯を通すための囲いが必要。

今回使ったベルックスのデイライトチューブはこんな感じで、灯を天井面まで導くダクトが付属で付いており、天井面にはフラットなパネルが入ります。
デイライトチューブ1 デイライトチューブ2

おまけに、ダクト内に照明器具を仕込むことで、夜には照明器具に早変わり。
結構優れもののトップライトですね (^_^)



今回、外壁にも凝ってみました。
腰に杉板を張ってるのですが、縦や横に単純に張っても面白くない、、、、で、リブ付きで張ることに。

リブ1


リブ2
30mmの杉板から15mm、さらに飛び出したリブを交互に取付けています。
陰影のある仕上がりを、乞うご期待!!






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[ 2010/04/02 16:25 ] H邸-ゲストハウス | TB(0) | CM(0)

H邸-ゲストハウス 棟上げ 

「3月の雨は花の父母(ちちはは)」とか。ここのところ雨が続きますが、きっと、春になれば多くの花が楽しめそうですね。
そんな3月の初め、雨の合間を縫ってH邸-ゲストハウスの棟上げが行われました。

開始前

H邸-ゲストハウスは、30坪ちょっとの平家の建物。
通常なら早いうちに骨組みも完成し、屋根の仕舞、ひょっとすると通気垂木なんかも出来てしまう規模、、、
D-HOUSEなどは、2階建てにも関わらず、屋根の構造用合板⇒通気垂木⇒野地板 まで出来てしまいましたからね)

しかし、そうはいきそうにない今回のH邸・・・・
方形屋根で、しかも中央に柱を建てない構造、つまり、完成すれば柱のない大空間が生まれるということ!!

そのために普段はあまり見かけないこんな部材も用意されています。
垂木 鉄骨

左は垂木ですが、方形の四隅の棟に取付けるため、斜めにカットされているのが分かりますね。
右は四隅の棟を、角の柱だけでなく、梁にも荷重を伝えるために鉄骨を加工して造った部材。火打の役目も兼ねています。(通常の木製の火打では、水平に取付ける必要があり、室内に見えてしまいます。鉄骨で屋根勾配に合わせて斜めにすることで、火打を隠すことも狙っています)

Dボルト1 Dボルト2

四隅の柱のうち、1本は独立柱。
120x180の柱の柱脚の固定にDボルト2本を入れたのですが、、、、、やはり2本は入れにくいようで、、、、結構悪戦苦闘、、、、


隅棟1

いよいよ、大スパンの方形棟梁の取付け。鉄骨を先にセットしておくのかと思っていましたが、先に木製の梁を付けた方がいいとの棟梁の判断のようです。(このへんは任しておかなきゃ、こちらでは分からない!)

2本の梁を、あらかじめスチールのプレートで合体させ、1本の梁として取付けていきます。

隅棟3 隅棟2

1セットとして取付けた梁の頂部に、残りの隅棟を取付けていきます。

隅棟4

隅棟5 隅棟6

頂部はスチールのプレートを梁で挟み込み、ボルトで固定。
頂部の角度が開かない様に剛接合に近い納まりとしています。(木材の場合、木にめり込むこともあるので、完全な剛接合は無理なのですが、、、それへの備えとしても、以下の鉄骨の受材に期待しています)

隅棟を取付けてから受材の鉄骨部材を差し込んでいきます。
火打1 火打2
1カ所目は結構苦労していましたが、2カ所目からはコツが分かったのか、比較的楽にセットできた様です。


四隅の鉄骨火打も無事セットでき、母屋を1本入れて垂木の取付けに入りました。
今回ピンクのシートは、このブログでも良くご紹介している先張り気密シート。
後からでは途切れてしまう箇所に、先にシートを挟んでおき、後から張るシートとテープで止めることにより気密性を確保します。

北海道・東北といった寒い地域では、家の内部に張る気密シートで気密を確保するため、他の色々な部分に先張り気密シートが必要ですが、温暖地域のこの建物では基本的な気密は外部に張る合板で確保する仕様としています。
内部のシートは、室内の水蒸気が断熱材の部分に入らない様にするための「防湿」の役割程度で十分。
そのため、後でシートの途切れやすいこの部分にのみ、先張りシートを張ることにしています。


垂木取付

右が母屋。結構高さのあるゲストハウスですが、母屋とのスケール感はちょうどいい高さになりました。

母屋と



大半の垂木が取付けられたところで本日の作業は終了。

棟

下り棟

実はこの建物、手前の方形屋根の部分を強調するため、奥の寄せ棟部分は高さも勾配も変えています。
そのため、勾配の変わる屋根がぶつかる、谷の部分の勾配を決めるのが非常に難しい!!

垂木を取付けながら勾配を現場で合わせようとしたのでしょうが、、、、今からその作業をやるにはちょっと時間が遅すぎ、、、、、、
で、いつもよりもちょっと早いですが、この時点での作業終了となった様ですね。


でも、いよいよ形になったH邸-ゲストハウス。
来週から本格的な工事が始まります。




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[ 2010/03/09 11:04 ] H邸-ゲストハウス | TB(0) | CM(0)

Mac復活 + H邸ゲストハウス 

1週間ぶりにフルに使える様になったMac・・・・・・
とはいえ、まだ最終のバックアップの最中なのですが、、、、
TimeMachine


今回のトラブルのきっかけは、Tech Tool Pro 5によるデフラグ、、、、
調べてみると、Macのデフラグには、Drive Genius 2 とか、iDefrag 3.0 ってソフトの方がいいみたい、、
Tech Tool Pro 5 がダメとはどこにも書いてなかったけど、ちょっと今回のトラブルで不信感が生まれましたね。


Time Machineのバックアップで外付けのハードディスク、Time Capsulに1時間ごとのバックアップは取っているんですが、今回のようにハードディスクそのものに問題が発生した時には、ディスクを初期化してTime Capsulのデータから復帰するしかない、、、

これに結局、ほぼ24時間かかってしまう!!
今回のトラブル、週末だったからなんとかしのげたけれど、仕事の立て込んだ平日だったらと思うと、、、、

この1週間で、バックアップの取り方そのものを見直してみました。
1.Time machineでのTime Capsulへのバックアップは継続・・・ずぼらな私にとってはこれは外せない!
2.内蔵ハードディスクを2台体制にし、追加のハードディスクに起動ディスクごとバックアップを取っておく。
3.普段使いのハードディスクと、起動ディスクのバックアップディスクを1週間ごとくらいで同期させる。
  (3.が手動になるので、、、ここが自身がないが、、、)
  (自動にも出来るけど、Time Machineのバックアップと重なったときの動作が心配!)

こうしておけば、ちょっとした復帰にはTime Machine、ハードディスクのトラブルにはもう1台のハードディスクで対応できる様になる・・・・・・はず、、、(うまくやれば、、、)



Macトラブルの間に、H邸ゲストハウスの工事が進んでいました。
H-1

この日は配筋検査。
敷地南側に擁壁と法面があるため、擁壁と法面に荷重の負担をかけないよう、南側の基礎を掘り下げています。
結構なコンクリートボリュームになってしまいました。

この日、ついでに瑕疵担保保険の検査もあり、検査員の方にもじっくりと検査してもらっています。
H-2 H-3


同じ週に木材の検査も行っています。
今回の工事も、D-HOUSEと同じ、鳥越工業さん。木材の検査も同じ加工場での検査です。
木材1

今回、梁には松を採用。やはり結構割れがありますねえ、、松の乾燥は難しいからなあ、、、まあ今回は全て隠れるので気にしませんが。
と思っていると、方形屋根の隅に使う一番大きな梁は割れていないじゃない!
見ると、この材だけ「山渋木材」の名前入り!
木材2 木材3

ひょっとして、って聞いてみると、大工さんは知ってましたね。松材の天然乾燥で有名な”お日様ドライ”の山渋木材の製品。
聞いたことはあったのですが、自分の現場で使うのは初めて。(やはりいい色をしてますよね!)

棟上げが楽しみです!!



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[ 2010/02/15 09:09 ] H邸-ゲストハウス | TB(0) | CM(0)

H邸-ゲストハウス 模型 

H邸ゲストハウスの実施設計に一区切りが付き、仕上模型を作ってみました。

全景1
外観はいつもの通り、立面図から模型図を作成し、印刷して、スタイロボードに張り付けて製作しています。
(ちなみに、D-HOUSEの模型はこちら

ざっと形ができた時に外観の模型を作り、Hさんにお見せし、イメージを確認してもらっていますが、実施設計が出来たところでもう一度作る旨伝えたところ、、、、

「次は中の内装もイメージ出るか?」

とのお言葉!

今回平家の建物だったこともあり、「まあなんとかしましょう」 って、つい云ってしまいました・・・・(・_・、)

が、模型で家の内部のイメージを作るのは結構難しい!!

中身のイメージ ⇒ 壁の仕上・・・・程度なら簡単!!

でも、本当に中身をイメージするためには<家具>が必要!!
(分かっていつつ、、、、引き受けたからには仕方ない (×_×;) )

まあ、出来るところまでやってみるか・・・・・・



で、こちらが中身のイメージ
リビング1

リビング2
どーです!!
やれば出来るもんだ!!!
キッチンやリビングの造り付け家具もばっちり!

玄関 キッチン収納
玄関やキッチンの収納家具のイメージもよくわかります。

寝室 洗面
寝室の机や、洗面カウンターの使い方も、図面で説明するよりもよく分かって頂けるでしょうね。

ここまでの模型を作ったのはこれが初めて。
外観を作りながら、内部の展開図も加工し、、、、家具はいつ作る??

製作手順に試行錯誤しながらなんとか作りましたが、、、、途中、本当に出来るか!?・・・って何度も思いましたね。(私、模型屋さんではありません!!)


でもまあ、ここまでやれば出来るもんだとは分かりましたね。
いつもできるか?・・・・・って云われると・・・・・・・(・_・、)

ある意味、パースを書くより立体的にイメージすることもできますし、、、、
まあ、建物の規模でご相談させてください(2階建てなんかだったりすると、今回より時間がかかるだろうし、、、) m(_ _)m

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[ 2009/11/23 20:50 ] H邸-ゲストハウス | TB(0) | CM(0)

H邸-ゲストハウス 

最近ブログが滞っている原因は・・・・・やはり実施設計

H邸-ゲストハウスの実施設計の真っ最中。

H邸

母屋に隣接して設ける来客のためのゲストルームと、海外出張中のご子息が帰国時にすまいとして使うための建物。

機能としてはほぼ住宅と同じなのですが、大きな違いは、”常に使う訳ではない”ってこと。

高断熱・高気密の最大のメリットは、全館、24時間暖房。
でも、使わない時にも暖房を入れておく訳にもいかない・・・・・

ということは、よく使っている深夜電力の蓄熱式の暖房機では不可!
(使う前の日から暖房を入れておかなきゃならない!!)

しかたないから、あまり好きではないエアコンで計画するしかないかな、、、、
と思っていたところ、メールで案内のあったシステムに興味がわき、目下思案中。

CCFシステム
っていって、ヒートポンプで作った冷温風を床下に吹込み、床下から冷暖房を行うってシステム。

この手の方法で暖房のみって云うのは前からあったけど、冷房まで出来るのはおそらく無かったんじゃあないかな?

最大の心配は、床下に冷風を送れば、梅雨や夏場に結露がおこるんじあないか、、、なのですが、そこのところはちゃんと考えているようで、心配なさそうです。

あまり新しい物好きではないのですが、(エアコン+24時間換気)+床暖房ってフル装備をするよりは、床暖房兼用のこのシステムもいいんじゃないかって、、、
決まればまた、このブログにてご紹介させて頂きます。




そんな実施設計に明け暮れながら、昨日は気分転換を兼ねて米子までドライブしてきました。
目的は、こんどコンペが行われる米子の計画地の視察。
コンペなのでどうなるか分からないのですが、米子ぐらいの敷地なら1時間もあれば行けるので、晴れた日を狙っての視察です。

yonago1

yonago2

リビングを2階にもってきたいとご要望。
なるほど、高台の角地。南からの日差しは十分。西と北には日本海が望めます。

北の突き当たりまで行けば
海
境港の方まで遠望できますね。

2階の眺望がすてきなすまいを提案してみたいですね。



行きには雲に隠れていた大山も、帰りには姿を見せてくれました。
大山
やっぱ、大山はきれいですね!!
紅葉にはまだ早いかな。


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[ 2009/10/16 09:07 ] H邸-ゲストハウス | TB(0) | CM(0)
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