建築物を環境性能で評価し格付けする手法として近年
CASBEEなるものが登場しています。
建築物総合環境性能評価システム(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency)の略ですが、、、詳しく知りたい方はこちら
(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC))をどうぞ。
建築物を環境性能の面から評価してみようと言うもの。
要は建物の
快適性と
エコ度を同時に評価するためのツール、、かな。
敷地境界内での快適性(Q)と、敷地境界外(環境)への負荷(L)を
Q (Quality)→
建築物の環境品質・性能 「仮想閉空間内における建築ユーザーの生活アメニティの向上」を評価
Q1:室内環境
Q2:サービス性能
Q3:室外環境(敷地内) と
L (Loadings)→
建築物の外部環境負荷 「仮想閉空間を超えてその外部(公的環境)に達する環境影響の負の側面」を評価
L1:エネルギー
L2:資源・マテリアル
L3:敷地外環境
の二つの要因に分けてそれぞれに採点した上で、
Q/Lを環境性能効率(BEE)として総合的に評価しようというものです。
建築雑誌でいろいろと賛否両論は読んでいたのですが、
実際どんなものかやってみなくちゃ分からない!!ということで、最近の私どもの設計物件をCASBEE(戸建)を使って評価してみました。
まずはこれから着工するY-HOUSE
<CASBEE:Y-HOUSE>
CASBEEによる評価は
Sランク(素晴らしい)
Aランク(大変良い)
B+ランク(良い)
B-ランク(やや劣る)
Cランク(劣る)
の5段階ありますが、
Y-HOUSEは見事
Sランクの評価を獲得しました!
(正式にはIBECが認定するので、これはあくまで私がIBECのCASBEE(戸建)を使って行った自己評価です)
こんなことでめでたしめでたし、、、で終わってしまうとつまらないので、実際のところ何が評価されたのか、他の物件はどうなのかの分析・比較を次回やってみたいと思います。
スポンサーサイト
↓↓↓↓↓記事に合ったお知らせ 出てるかな?・・・↓↓↓↓↓