Y-HOUSEは既存の家屋の解体から始まりますが、まずは屋根に取付けていた太陽光発電装置の取り外し。

京セラのもので4.4kWの発電力があり、先に検討したCASBEEでの検討では、41.80GJ/年=4,251kWhの年間発電エネルギー量と試算されました。
これはNEDO資料によると、この辺りの地域での戸建住宅の標準消費エネルギーが83.109GJ/年・世帯であり
41.80÷83.109×100=50.29%
と、実に年間消費エネルギーの半分をまかなってくれる計算になります。
ほんと、お日様ありがとう!! ですね。
(実際のところは、夏場に装置が暑くなりすぎて効率が落ち、思った程は稼げない、、、らしいですが)
(ものは試しでやってみたCASBEEですが、こういった試算もでき結構役に立つツールですね)
2005年に打ち切られた住宅用太陽光発電への補助金が今年の概算要求に盛り込まれ、来年度は復活するかも!・・という嬉しいニュースがあります。
補助金が無くなって太陽光発電の設置が落ち込み、導入数の世界一をドイツに奪われたあげく、洞爺湖サミットを控えて打ち出した「福田ビジョン」に基づく方針の様ですが、、、
福田政権の置き土産と受け取っておきましょう!!
ただ、どれくらいの補助をもらえるのか、価格はどれぐらい下がるのかはまだ未知数です。
1997年に106万円/kWぐらいしたシステムが、補助金の打ち切られる前の2004年には70万円/kW程度にまで下がっていましたが、装置の価格が下がるに応じて補助金も下がり、結局ユーザーの負担が3kWの装置で200万円を切ることは無かったと思います。
元は取れると説明されても200万円の初期費用は相当のもの。気軽に導入できるものでは無かったですからね。
ただ、補助金という形でのばらまきに対する批判はあります。
自然エネルギーから得られる電力を電力会社が決めた価格でしか売れない現行制度の問題点。
海外で成果を上げているFIT(長期に亘る固定価格買い取り制度)への移行を促す提言。
現行制度とFIT、どちらがいいのか私には判断がつきかねますが、確かなのは、自然エネルギーの活用は全世界的な視点で考え、積極的に導入していかなくてはならないものだということ!
大きな視点に立った制度を作って頂きたいです!!
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