年末から正月明けにかけての慌ただしい仕事にやっと一区切り、、、ふう・・・・
サボっていたこのブログもやっと更新できそうです。
まずは、年末に完成した余野の家の改修工事の竣工写真のご紹介。
この工事のお話があったのは一昨年の秋。ざっとプランを考え、工務店に概算見積を依頼したところ大幅の予算オーバー・・・!
しばらく中断し、昨年の夏ごろに別の工務店で計画を検討してもらい、当初の予算も見直して頂き、ようやく工事に入ることができました。
もとの家はこんな状態・・・・・
おばあちゃんがお一人で住むためのすまい。上がれない2階は不要。
でも2階を取っ払うための費用をみるくらいなら、いっそ新築した方が、、、、、、
そんな葛藤だらけの計画でしたが、、、出来上がってみれば、このとおり!!
いたってシンプルな造りですが、銀グロのガルバリウム鋼板に玄関の杉板がマッチした端正な佇まいが周囲の風景にとけ込む、いい感じのすまいに仕上りました。
「おばあちゃんのためのすまい」・・・これが今回の改修のテーマ
おばあちゃんの「居場所」をどう計画するか、、、、が、大きなポイント!
前のすまいは玄関を入ると広い土間があり、茶の間への上がり縁がおばあちゃんの休息場所になっていました。
生活の中でちょっと腰をかけ一休み。
お客さんがくれば一緒に座って、お茶をどうぞ、、、、
そんな場所を、日当りのいい南のポーチに面した一角に小さな「縁側」としてこしらえました。
部屋での生活の一休みスペース。
暖かい時期は、ポーチ側から腰掛けたお客さんとのおしゃべりに
寒い季節は玄関に入ってもらい、玄関側からでも腰掛けられます。
玄関とはアコーディオンカーテンと、古い建具を改修した扉で仕切ります。
古い柱や梁はほとんど残りませんでしたが、内部の建具はほとんどの物を古い建具を改修して使っています。
目に見えるところに「記憶」があることで、過去の思い出も大切に残せるのではないでしょうか。
(・・・予算がなかっただけだろ\(- -;)!! )
2階の解体から古い柱や梁の補修まで、丁寧にやって頂いた大工さん!
ありがとうございました!!
いろいろな苦労も、おばあちゃんのこの笑顔をみれば吹き飛びますよ!
この家に戻って、さっそくこの縁側を気に入って頂いたとか!!
(やったね! (⌒_⌒) )
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