東日本大震災から12日目、被災地はもとより、計画停電の影響で関東地方の広域においてもトイレの利用もままならない状況が続いている様です。

最近のトイレはリモコン装置やタンクレスが流行り、断水だけでなく停電時にも使用しずらいものが多くなっています。
現在は設備機器メーカー各社がホームページのトップに、断水・停電時の自社製品の使用法を掲示していますが、いずれまた掲示されなくなるでしょうね。
TOTO INAX パナソニック そこで、このブログの[保存板]コーナーに 断水・停電時のトイレの使用方を掲載しておくことにしました。
今現在快適に使えているトイレも、地震に限らず、台風や火災、水道管の破裂などの影響でいつ何時、断水や停電に見舞われるかもしれません。
そんな時の為にも一度ご自宅のトイレの使用方を今一度ご確認しておくことをお勧めします。
断水時の使用方法(一般)水洗トイレですから、水が無いと使えません (>_<)
でも、ご安心を、水さえあれば使えます!! (⌒_⌒)
これが一番分かりやすい説明でしょうか
INAXの資料ですが、後で説明する
パナソニックのタンクレス便器以外はこれでOKです。

ちなみに、バケツで流す量は、INAXでは5~6リットルですが、TOTOでは8リットル程度になっています。
どのメーカーも勢い良く、一気に流す様に進めていますが、阪神大震災の時の私の経験では、
一定量の水が溜まれば勝手に排水されるので、少しずつ注いでもオッケーでしたよ (^_^ )
断水時には水は貴重品。メーカー推奨かもしれませんが、バケツ一杯の水を勢いよく流すなんて、、、
ふんだんに確保できるならいいですが、少しずつの量で試してみてもいいと思います。
ただ、配管の途中で詰まることがあるので、時々は多くの水で流す様にしてください。
水の確保 飲み水と同じ様にトイレの水の確保も本当、大事になります。
阪神大震災時、私は雨水をお風呂に貯めていました。
マンションだったのでベランダの雨水配管の途中を外して、恵みの雨をバケツに浮け、お風呂に保管 \(^_^)/
だって8階だから、、、、エレベーターも動かないのに持って上がれないよ!!
でも、下の階の方にも恵みを分けること忘れないでくださいね (⌒_⌒)
断水時の使用方法(パナソニック:アラウーノ←停電時も同じです)パナソニックのタンクレス便器-アラウーノは、ターントラップ式と呼ばれる特殊な洗浄方式を採用しています。

普段は上を向いている配管が、流す時に下を向きます。
節水や静音を考慮したパナソニックの技術でしょうが、、、断水や停電時にはちょっと不便 (・・,)
上を向いた配管を手動で下に向けることになります。
これはアラウーノS
初期のアラウーノはカバー内の電源用コネクタを抜かないとハンドルが重いそうです(だだ、停電時には関係ないのかもしれませんが、、、、、)
※ただ、パナソニックの同じターントラップ式トイレ:エシェルはハンドル操作以外にも、単純に水を流すことで流れると説明書にあります。ということは、アラウーノでも可能なのかもしれませんね?(責任は持ちませんが、、、)
停電時の使用方法(パナソニックのアラウーノは断水時と同じです)タンク付きの便器や、レバーの付いた便器はレバー操作で排水できますが、リモコンしか付いていない便器では停電だけでもちょっと面倒です。(もちろん、水が出ない時には上の手順になります)
また、レバーは付いていても特殊な操作が必要な便器もあります。
TOTOタンクレス便器
INAXの場合は横にレバーがあるものと手動レバーが隠れているものがあります品番を揚げても、おそらくご家庭のトイレの品番なんて見ないでしょうし、これから先、新しいトイレも増えてくるでしょうから、こういった操作方法があることだけ知っておいて頂けたらと思います。


色々と検索していたら、断水時に新聞紙と猫砂を使ったトイレの使い方なんかも載っていましたが、、、、
災害時は本当、気の滅入ることことばかり。
せめてトイレだけでも「ちゃんと」利用できる様にしたいですね。
水の確保! これに付きます!
雨水でも川の水でも構わないので、頑張ってお風呂に貯めましょう!!
(どうせお風呂には入れませんから、、、、)
被災地の方々頑張ってください!!
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