完成に向け、急ピッチで最後の工事に取りかかった
Y-HOUSE。
最後の工事、木製建具の取付けです。

リビングの南面は木製の引き込戸に合わせて、こちらも引き込みの紙障子にしています。
カーテンやブラインドは普通、別途工事としており、入居する前にそのための費用が必要なのですが、今回のように大きなところを障子で建具工事に含んでおけば、かなり費用が抑えられますね。
(もっとも、その分工事費は上がっているのですが・・・・)

2階の部屋の、吹抜けに面する部分にも障子が入ります。
木製のドアは全て引戸が標準。
自然素材を重視するお施主さんのために、今回は美作の杉を使ったパネルを採用しています。
柾目がきれいな上品な造りのドアに仕上がっています。

アプローチから、横の駐車スペースの床は今回、
真砂土の舗装材を使いました。
自然のままの土が理想なのですが、とてもここの場所の草取りまで手が回らない、、、、、、
車が走るにはちょっと強度不足ですが、雑草を押えた土仕上・・・・程度になれば、と思っています。

均して水を撒くだけの簡単施工。
規模が小さければ自分でできそうな舗装ですね。

荒れ放題だった庭も、日曜日毎にお施主さんが手入れをされ、最後にお施主さんのお父さんが庭師を手配されて立派な日本庭園に再生されました。
(さすがプロ! 現地にあった石をうまく組み合わせ、見事な庭に仕上げていました)

先日からお施主さんが悩まれていたのは、この縁側の床に塗る塗料。
内部の床は「
小川耕太郎∞百合子社」の蜜蝋ワックスに決まったのですが、この縁側の床をどうするか・・・
できるだけ自然のままがいいというご希望なのですが、このままの色をずっと保つのは不可能な話。
かといって色をつけると、
オスモカラーや
キシラデコールにしても、いずれは塗り替える必要があります。
さんざん迷った末に決定したのは、蜜蝋ワックスと同じメーカーの「
小川耕太郎∞百合子社」が売り出している「ウッドロング・エコ」という塗料。
着色しない、木材の保護材のような塗料で、「木材防護保持剤」と、メーカーは呼んでいます。
今の色はいずれ色が抜けてシルバー・グレイにかわりますが、そうなっても木材を腐らせず、木材の風合いを保つとか。
これも
私の好きな自然系の塗料(木材防護保持剤?)なので、使用感について、そのうちにご紹介したいと思います。
いよいよあさっては見学会。
皆様のご来場をお待ちしています。
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