前回の
Y-HOUSEに続き、気持ちのいい晴天の元での棟上げとなったD-HOUSE。


やはり棟上げは晴天が気持ちいいですね!!
(午後からはかなり暑くなり、大工さんにとってはきつかったでしょうが (・_・、) )
今回のD-HOUSEは工務店の希望により、プレカットではなく手刻みでの仕口加工となりました。
(普通はプレカットの方が安上がりなんですが、、、、大工さんの手が空いていたのかな?)

プレカットでは丸みを帯びた仕口になりますが、手刻みではピンと尖った気持ちのいい形になります。
こういう加工を家一軒分やるんだから大変! 大工さんて本当すごい!!

今回も屋根はグラスウールによる充填断熱のため、登り垂木に先駆けて
先張り気密シートを施工しておきます。
こんなことよその工事ではあまりやらないでしょうが、私の設計ではおなじみの光景になってきました。
手伝いに来てくれている大工さんの中にも、私の設計の住宅の棟上げを何度か手伝ってくれたことのある方もおり、何も言わなくてもてきぱきと進めて行ってくれます。

今回の棟木は登り梁の上にチョコンと乗る格好。
垂木を受ける為の棟木というより、屋根下地の合板受け・・・・って感じですね。(スパンの関係でこうなりました)

今までの棟上げではお施主さんが辞退していましたが、今回のDさんは棟木たたきに挑戦!
よく滑る、先張り気密シートの上に立たなきゃいけなかったので大変そうでした。おつかれさま\(^_^)/
今までの現場に比べ、少し規模の小さなD-HOUSE。
いつもは1日で棟を上げるのが精一杯でしたが、今回は屋根下地まで出来てしまいました。

登り梁の上に合板を張り、透湿防水シートを施工。
この上に軒先の垂木兼用の通気垂木を並べます。
グラスウールは高性能グラスウール16Kを180mmという次世代基準ですが、屋根から伝わる熱は相当なもの。グラスウールに伝わる熱を少しでも少なくする為にも断熱材の外での通気は欠かせませんね。
(また、この通気層は2次止水のための空間にもなり一石二鳥!)

通気垂木の上に今度は通常の野地合板を張って屋根の下地の完成です。
ここまで1日で出来ると、後の工事が本当楽でしょうね!

ローコストを狙いつつ、ちょっと贅沢な一体車庫。
しかも軒先には丸太を配置・・・高い訳じゃないけど・・・

1、2階共、出来るだけ階の高さは押えています。総2階でも、まずまずのプロポーションじゃないかな?
(自画自賛\(- -;) )
今回の儀式は簡素に、森原棟梁にお願いして祝詞をあげて頂きました。
(もちろん、
出雲大社の2礼4拍手1礼でお願いしました!)
(森原さんに棟梁をやって頂くのはこれで2回目。確かその時が初めての祝詞って云ってなかったっけ?)最後までいい天気の中、無事棟上げが終わりました。
暑い中、ほんと大工さんお疲れさまでした。
ありがとうございました <(_ _)>
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